アンゴルモア 元寇合戦記(1)『文永の役』の対馬侵攻

たかぎ七彦さんが描く歴史物の作品です。
鎌倉時代の元寇『文永の役』の対馬侵攻を題材にしているところが、歴史物にしては珍しく、新鮮です。
史実における、『文永の役』の対馬侵攻は、1000人の元軍に対し、対馬勢は100騎に満たない戦力で奮戦するも惨敗し、島民は惨殺あるいは捕虜として大陸に送られてしまいました。
この作品では、史実を踏まえつつ、もしも敗戦後、敗軍を纏め上げ抵抗を続ける英雄がいたとしたら・・・という展開で物語が進んでいきます。
鎌倉での政争に敗れた朽井迅三郎15歳は、足りない兵力を補うため、罪人たちとともに、モンゴル来襲前夜の対馬に送られてくるところから物語が始まります。
戦闘の描写や鬼気迫る元寇襲来の大船団など、迫力ある画風で描かれています。
いよいよ迅三郎が活躍というところで1巻が終わってしまい2巻が待ち遠しいです。

2015年03月17日