ブログ

サイト管理人のブログです。

ブログ一覧

Pumpkin Scissors(7)

新章スタートです。小休止を終え、重量級の物語が再開されました。今まで語られることのなかった陸情2課が登場します。今回の物語の舞台は、独立辺境警備隊に管理されているとある街です。6巻のエピソードで陸情3課が入手した手紙が実は極秘任務であったため、手紙を解読してしまった陸情3課は陸情2課に拘束されてしまいます。解読現場に居なかった、アリス少尉とオーランド伍長が、新キャラクター、陸情2課のコールド・ヴィッター少尉とともに事件の調査に向かいます。アリス少尉の姉エリスの語る、アリスの生い立ちなど、キャラクター過去を掘り下げる描写も見逃せません。隣国との関係性、絡み合う謎と揺れ動く人間関係が今後どのような展開を見せるのか、今後の展開が気になります。6巻は、掲載紙の引越しなどがあった時期の作品のため、作品紹介をかねた短編集的な仕上がりになっています。まずは、5巻から引き続き、陸情1課、クレイモア・ワンの副長のエピソードが収録されています。後半は、前半の昼ドラからは打って変わってヴァイオレンスなアクション物となっています。続いて、停戦後も一般人を巻き込んで戦争もどきに明け暮れる地域に、陸情3課乗り込んで、戦災復興をするエピソードです。そして、最後は今後の伏線となっていく郵便横領取締り編が収録されています。前巻までの重厚なテーマや感動というものは少ないですが、見所は多くあります。イチオシは、幕間のマルヴィン姉妹と旦那様の日常です。それぞれのキャラクターが良く面白いです。

2016年12月20日

ナポレオン ―獅子の時代― (2)苛烈アレンジ歴史漫画「ナポレオン」

濃い!熱い!漢!長谷川哲也さんが描く、苛烈アレンジ歴史漫画「ナポレオン」の第2巻です。
時代は1789年フランス革命が勃発したところです。
この巻では、ナポレオンがパリの陸軍士官学校砲兵科を卒業後、砲兵連隊に所属していましたが、任務に嫌気が差し、故郷のコルシカに帰郷してしまうところから、コルシカ島を捨て新たな戦場に復帰するまでの期間が描かれています。
時代背景の描写として、ルイ16世、ロベスピエール、サン=ジェスト、マラー、ミラボーといった、フランス革命に関係する主要人物たちが多く登場します。皆さん、とても個性的です・・・。
前巻から比較して、歴史考察が深くなり、迫力、勢いも増し増しで読者のテンションも上がってきます。

2015年08月09日

アップルシード(1)プロメテウスの挑戦 第5次非核大戦

化学兵器・生物兵器が使用された第5次非核大戦を生き抜いたデュナン・ナッツと全身サイボーグのブリアレオスの活躍を描いた近未来サイエンスフィクション作品です。
攻殻機動隊の著者としても有名な士郎正宗さんデビュー作です。
初版発行から30年という時間が流れていますが、そんなことは気にならない内容です。
当時から21世紀の世界情勢をリアルに作品内に盛り込む士郎さんの先見の明には驚愕します。
電子化にあたり、解説箇所をいろいろ削っており、士郎さんの作品の特徴である欄外の注釈がなくなってしまっているところが残念です。
いろいろと思うところはありますが、士郎正宗さんの作品世界の原点であるこの作品がいつでも手軽に読める電子版として発行されたことはうれしく思います。

2015年07月20日

攻殻機動隊(1)

映画『攻殻機動隊GHOST IN SHELL』『イノセンス』の原作です。
士郎正宗さんの、科学技術が飛躍的に高度化した日本を舞台に、マイクロマシン技術による電脳化、サイボーグ化の技術を駆使した犯罪に立ち向かう内務省直属、攻性公安警察組織「公安9課(攻殻機動隊)」の活躍を描いた作品です。
欄外に注釈が満載されているため、少し読み辛く感じますが、非常に読み応えのある作品です。
SFや科学技術が好きな人にとっては、この注釈覧はかなり楽しめるものになっていると思います。
20年以上前に発表された作品ですが、現在でも十分楽しめる作品です。
人を選ぶ作品ではありますが、作者の描く緻密で綿密な世界観は類を見ません。難解なストーリーや設定ですが、そこがまた、一つの魅力でもあります。

2015年06月24日

Pumpkin Scissors(2)立ちはだかる障壁

『立ちはだかる障壁、ことごとく斬り刻まん!!』
岩永良太郎さんの軍事アクション物『パンプキン・シザーズ』の第二巻です。
この巻では、暗躍する組織の影が見え隠れするなか、今後の展開で、鍵となりそうな新キャラクターが登場し、物語に厚みが出てきました。
「901ATT」をはじめ「不可視の9番(インビヴィジブル・ナイン)」というキーワードや、キャラクターの過去が少しずつ明らかになってきます。
そんななか、帝国陸軍情報部3課がどうして「パンプキン・シザーズ」と呼ばれるようになったのかというエピソードが語られますが、このエピソードがなかなか感動的です。
今回も適度なギャクは健在です。今後の展開が気になり、次巻が待ちどうしいです。

2015年06月15日
» 続きを読む